室蘭市で投資物件を購入する勝算はあるのか

室蘭市で投資物件を購入する際に把握しておきたい人口減少と空き家率について解説

室蘭市の人口は減少傾向にあり、空き家率は北海道にある51都市中17番目と高い数値になっています。室蘭市で投資物件を購入する場合は空き家対策を行い、収益を生めばメリットを得られます。

室蘭市で不動産投資を行うなら空室対策を万全に

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北海道の南西部に位置する室蘭市は、製鉄や造船などの工業都市として発展してきました。そんな室蘭市で投資目的の不動産購入を検討している場合は、空き家対策を考えておくことが大切です。

そこでこちらでは、室蘭市で不動産投資を行う上で把握しておきたい人口の推移と空き家率についてご紹介いたします。

室蘭市の人口は減少傾向にある

2021年における人口の増減を見てみると、室蘭市は減少傾向にあると考えられます。最新版の人口情報については、以下のとおりです。

【2021年度の北海道の人口推移】

  • 室蘭:2021年81,579人、2020年82,977人(約1.7%減)
  • 札幌:2021年1,961,575人、2020年1,959,313人(約0.1%増)
  • 新ひだか町:2021年21,872人、2020年22,242人(約1.7%減)
  • 登別市:2021年46,833人、2020年47,608人(約1.7%減)
  • 伊達市:2021年33,406人、2020年33,896(約1.5%減)
  • 白老町:2021年16,356人、2020年16,638(約1.7%減)

北海道内でも屈指の都市として知られる札幌のみ人口が上昇傾向にあり、その他の地域は室蘭市も含めて減少傾向が見られました。しかし、室蘭市において気をつけておきたいのが空き家数の増加と空き家率です。

空き家数が増加した室蘭市

2018年に総務省が公表した住宅・土地統計調査では、北海道全体の空き家数・空き家率は減少傾向が見られるようになりました。北海道の空き家数・空き家率が減るのは、1958年に統計調査をスタートして以来、初となります。一方で、2018年の調査における室蘭市の空き家増加数は、北海道全体の空き家増加数ランキングの3位に入りました。ランキング上位の5都市は、以下のとおりです。

【北海道の空き家増加数ランキング】

  • 1位 帯広市:空き家2,910戸
  • 2位 函館市:空き家1,930戸
  • 3位 室蘭市:空き家1,380戸
  • 4位 恵庭市:空き家1,180戸
  • 5位 夕張市:空き家650戸

北海道全体の空き家数が減少しているのに対して室蘭市の空き家数が増加していることは、注視すべき事態だと考えられます。これは、人口減少に伴う住宅への需要が減ったことや、元々の住宅数が多いことなどが要因とされています。

他の都市との空き家率の比較

次に、他の都市と室蘭市の空き家率の比較を行っていきます。2018年における住宅・土地統計調査の結果は、以下のとおりです。

【共同住宅の空き家率】

  • 室蘭市:24.92%
  • 小樽市:25.97%
  • ひだか町:20.16%
  • 札幌市:12.47%

51の都市を有する北海道全体の空き家率から見ると、室蘭市の共同住宅の空き家率は17番目に高い数値とされています。この点からも、室蘭市における空室対策は必須だということは明らかです。不動産投資を考えている場合は収益不動産を保有しているプロに相談し、無理のない運用を行うようにしてください。

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室蘭市で投資目的の不動産を購入する場合は、空き家の現状を把握し、対策を行うことが重要です。2021年度の室蘭市の人口増減は2020年度と比べて約1.7%減となっており、登別市や白老町といった他の都市とはそこまで大きな差はありません。

一方で、2018年度における住宅・土地統計調査では、室蘭市の空き家増加数が北海道全体で3位にランクインしました。また、共同住宅の空き家率は北海道全体で17番目に高い数値とされており、室蘭市における空き家対策は必要不可欠であるとわかります。空き家対策については、実際に収益不動産を保有しているプロに相談すると効果的です。

ピタットハウス室蘭店ハトヤビルは自社で収益不動産を管理・保有しており、オーナー様の立場に立った適切なアドバイスをさせていただきます。不動産業を始めてから30年、オーナー業は1970年代から行っているので、信頼と安心のある不動産会社として地元の方々からも支持を集めてきました。室蘭で収益物件を持ちたいと考えている場合は、お気軽にご来店・ご相談ください。